わしはこんなパーツを愛してる!編

 我が愛しのパーツたちをここで紹介

・コンデンサ
 自作オーディオ野郎の楽しみといえばコンデンサによる音の聴き比べですよね。

比較的安価で入手も容易なSHIZUKIのフィルムコンデンサ。スピーカーのネットワーク用に使ってます。
ネットワーク用コンデンサというのは非常に高価です。私は手持ちの安物でいろいろやってみましたが、全て使い物にならず(音が悪い)唯一聴けたのがこれでした。
つまりこのあたりがボーダーラインなのでしょう。上を見ればキリがないでしょうが。
タンタルコンデンサは耐圧等の規格を守らないとすぐ壊れるし、故障時には他のパーツまで巻き添えにする可能性のあるデンジャラスなコンデンサ。お勧めできるパーツではありません。でもうちでは多用してます。
元値が数百円のうちのアンプならたとえ壊れても後悔しないし、同容量の電解コンと比べて明らかに音質は上だし、それに安い!
数uF〜数十uF程度の中容量はタンタルに限ると思ってます。
でも私がタンタルを愛する一番の理由、それは「かわいい!
見てくださいよこのマルっとしたおよそ電子機器らしからぬ形状。「タンタル」という名前も撫でなでしたくなるくらいかわいいよね。
これもタンタルコンデンサの仲間。
タンタル一族は売ってるお店でも銘柄の書いてないものが多く出自が謎なのでメーカー毎の聴き比べなんてこともなかなかできないのですが、概ねどのタンタルも音質は優秀です。
こいつの正式名は「ハーメチックシールタンタル固体電解コンデンサ」というらしいですが、私は単に「メタルスライム」と呼んでます。
電解コンは極力使わないようにしてますが、いざ使うとなれば、これしかない!
オーディオマニアならみんな知ってる「ニチコン・MUSE」
〜なぜだろうなぜだろう君を使うたびベールがはがれる聞き慣れたはずのメロディー〜

緑の御姿もまぶしいMy Muse。音がどうこういう前に、ジークメテオな輩ならこれ使えや!(間違ってますか私)
定評あるコンデンサだし固有の癖も感じないし、これ使ってれば間違いないでしょう。
出たっ! 電解コンの王者・ブラックゲート。(厳密には電解ではないらしいが)
実は一度も使ったことがないのです。風評では低域が豊かになるそうですが、ありあまる低音に散々悩まされてきた自分としては全く使い道のないコンデンサだなと。
とはいえオーディオにおいては世間の評判よりも自分で使ってみるのが唯一の道だと分かっているので、いずれ他のコンデンサひっこぬいてでも試してみるつもりです。
見かけは電解コンと同じながら圧倒的な性能を誇るコンデンサの革命児、OSコン。
但し元々オーディオ用ではないので乱用するべきではないでしょう。一度カップリングコンデンサに使ってみたらやたら元気がよくて最初は喜んで聴いてたけどキンキンした感じが嫌になってすぐ取り替えました。今は電源周りに重用する程度です。
エージング(慣らし)に時間がかかるコンデンサだそうですが、気の短い私は100時間も待てません。
ビタミンQ。東一電機のオイルペーパーコンデンサ(オリジナルはアメリカ製らしいですが)。ある日突然定価が倍になってしまって、もう私には買えません。

・抵抗
 どうも私の耳はコンデンサの変化よりも抵抗による音質変化に敏感みたいです

ニッコーム

 私の大好きな抵抗。負帰還とかI/V帰還抵抗とか、そういう要の部分に使ってます。絶対性能はともかくコストパフォーマンスでこれを越えるものはないでしょう(1コ40円)。
 とはいえ無論万能ではなくて、ボリューム周りにこれを使った時は耳がキンキンと痛くなって… 「これが金皮の音か」などと分かったふうなことを思いました。
 決してお上品な音じゃないけど、この値段で一芸に秀でてるところに惚れてます。
進抵抗

…とベタ褒めしましたが、もうニッコームには戻れません。これを手に入れたら。ニッコームに比べ余計な付帯音を感じません。ちょっと「音がくすむ」ような気もしますが、より高級感のあるよい抵抗だと思います。
アッテネータ、負帰還等、多用しています。もう手に入らないのが残念。ちなみにマニアに人気なのはこれより大きな1/2W用です。
秋月抵抗

 秋葉原の秋月電子で売ってます。100コ100円。貧乏人の味方です。
 1オーム、100オーム、1Kオーム、10Kオーム、その他多用しそうなあたりをとりあえず買ってあります。値が合わない時は並列にしたり直列にしたり… 使いまくりですな。これがあるおかげで気軽にお試しができます。音に直接関係なさそうに思えるところはこれで済ませてます。
DALE巻線抵抗(左)
 1コ560円(!)という恐るべき抵抗。ネット上での評判のよさに誘惑を断ち切れず購入。ボリューム(正確にはアッテネーター)のキモの部分に使用。
「いい」というより「悪さしない」抵抗という気がします。値段を考えると積極的に使いたくはないがこれに代わるものがない、というべきなのか。
それと買ってすぐ聴いた時のあまりの音の悪さには仰天しました。高級品ほどエージングに時間がかかるようです。

リケンRMG(右)
評判がいいので使ってみました。値段なりの値打ちはあると思いました。
とにかく低音がよく響き、にもかかわらず解像度が高い。
但しとっても癖の強い抵抗だと思います。


その他の部品

アルプス・ミニデテントボリューム

これはお勧めです。めちゃくちゃお勧めです。
「とりあえず今使ってるボリューム外してこれに取り替えろや!」と全世界に訴えたくなるほど素敵な性能を誇ってます。これで1800円は安いと思います。
(クリック感のない1000円のものもあります。同様にお勧め)
といいつつ私自身はもう使ってません(爆)。自作アッテネーターの世界に足を踏み入れると、もうここには戻れません。
ともあれ「金をかけるならボリュームにかけろ」です。
オペアンプ

オペアンプとは増幅回路をIC化したもので、いちおう互換性がある(ないのもあるが)ので、これをとっかえて音質の違いを楽しむことができます。
現在使っているのは
・CDプレーヤーのI/V変換部 … OPA2604
・同じく、LPF部 … NJM2114
といった無難な選択です。
パワーIC

オペアンプが汎用性を重視してるのに対し、パワーICはそれ一つでアンプとしての役目を果たすよう機能が盛り込まれています。
TDA7053は現在うちの高域側アンプを担当。電池アンプとして素晴らしい性能を持ってます。
NJM2073は低域側アンプを担当。この駄目石レッテルを張られたICでまがりなりにもオーディオと呼ぶに足る音を出すのが私の生き甲斐です。
機会があればデジタルアンプも試してみたいです。
同軸ケーブル
アンテナ線として使われてるあれです。
これでラインケーブルを作ると音がよくなります。少なくともコンポ付属のケーブルより間違いなくよくなります。
自作セレクタを作った時もそうでした。やっつけ仕事で作った自作機のほうが市販品より音がいいんです。というわけですっかりメーカー不信に陥りました。

エナメル線
エナメル単線、それも細いやつ(0.4mm)をスピーカーケーブルとして使うと音がいい。そんな話がネットで出ていたのでやってみました。ほんとだ、いい音だ。
でも手放しで喜べるのは高域側だけ(くどいけどうちはバイアンプ。なのでケーブルは高域/低域で別々)。低域側はやはりズシ〜ンが足りない。
それに単線は硬くて取り扱いが難しいです。今は市販の400円/m程度の無難なものを使ってます。よいSPケーブル模索中。

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